札幌市教委が新採用栄養士研修　指導目標など再整理　食の指導で動画視聴等

（札幌市 2021-01-14付）

　札幌市教委は６～８日、令和２年度第７回新採用栄養士研修を開いた。食に関する指導の基本計画等に関する動画視聴や「健康教育と栄養士の役割」と題した講義などを実施。新採用の栄養士など５人が受講し、今後、食に関する指導の目標、学年目標を各校で再整理するための演習内容を確認した。

　新たに採用された栄養士に対して、現職研修の一環として、栄養士としての専門的な事項に関する基礎的・実践的な内容について研修し、今日的な課題に対応できる能力を養うとともに、幅広い知見を修得させることが目的。新採用の栄養士や他部局異動者合わせて５人が受講した。

　受講者は、食に関する指導の学習指導案の作成方法、学習指導案の作成、食に関する指導の基本計画の講義・演習動画を視聴した。

　うち、食に関する指導の基本計画の動画では、市教委の竹腰恵栄養指導担当係長が『食に関する指導の手引』や自校の食に関する指導全体計画などをもとに、自校の食に関する指導の目標、学年目標を再整理する演習を提示。実態把握と目指す姿を明確にすることや、視点が網羅されること、簡潔な文章を心がけるよう留意して各校で演習を行うようを呼びかけた。

　動画視聴のほか、配布された資料をもとに実践上の諸問題について確認。

　このほか、８日にはＳＴＶ北２条ビルで「健康教育と栄養士の役割」と題して講義を行った。

(札幌市 2021-01-14付)