高校配置計画地域別検討協議会（留萌）　見える化し学校経営を　８～１１年度０～１学級相当減

（道・道教委 2022-05-09付）

　【留萌発】道教委は４月２５日、第１回公立高校配置計画地域別検討協議会（留萌学区）をオンライン開催した。管内の教育関係者がウェブ会議システムズームで約６０人出席。８～１１年度までに０～１学級に相当する中卒者減となる見通しを示した。意見交換では、地域における高校存続の重要性や高校の魅力化に関する取組などに関する意見が上がった。

　新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、道教委や各市町村教委、各道立高校をウェブ会議システムで接続し開催した。

　はじめに留萌教育局の川村秀明局長があいさつ。活力ある教育活動を展開するため、きたんのない意見を求めた。

　続いて道教委高校教育課の山城宏一課長と小倉賢治課長補佐が公立高校配置計画、これからの高校づくりに関する指針の検証結果などについて説明。

　７年度は２０人減、８～１１年度までに２３人減となり、中卒者の減少がそれぞれ０～１学級に相当することなどを報告した。

　出席者からは「高校の存続は教育の機会均等はもとより、地域の活力維持のためにも欠くことはできないもの。特段の配慮をお願いしたい」「こういう子どもに育つということを見える化しながら学校経営を町と連携しながら進めたい」「どの地域でも人口減少の悩みがある。地域の特色を持った高校づくりをもう一度考え直さなければならない」などの意見が出た。

(道・道教委 2022-05-09付)