道公立小中事務職員協議会が総会 新会長に佐々木氏就任 “研究と親睦”もとに活動充実(関係団体 2022-11-14付)
佐々木一新会長
道公立小中学校事務職員協議会はこのほど、オンラインで本年度総会を開き、運営方針と役員体制を決定した。運営の基本方針に、「“研究と親睦”を基本に活動の充実を進める」など3点を据え、組織拡大・強化、自主的・民主的研究の推進などに関する具体的な活動を決めた。新会長には共和町立北辰小学校の佐々木一氏を選出した。
運営方針、役員体制はつぎのとおり。 =敬称略=
【運営方針】
▼運営の基本方針
▽「研究と親睦」を基本に活動の充実を進める
▽「北海道の学校事務」の確立のため研究活動を充実させる
▽「給料・身分・定数・研修」等の課題については、関係機関に対する要望活動を継続する
▼運営の具体的進め方
▽組織活動
・組織実態調査により現状を把握・分析し、世代交代等の組織的課題の解決に向け、具体的方策を検討する
・新採用者や再任用者・期限付採用者の協議会加入促進については、機関誌を配布する等、支部と連携して取組を進める。また、組織強化・研究をつなぐ観点から経験年数の少ない会員を対象とした事業を企画する
・道教委主催の新採用事務職員研修会に、本部役員を含む講師を派遣できるよう道教委に働きかける等、新採用者との積極的な交流に努める
・機関誌『北響』『北響かわら版』、ウェブサイトにより広報活動を充実させる
・他研究団体や行政・研究機関等と情報の交換・収集を行い、共通課題等について連携を深めるとともに、その内容を会員に還元する
・会員・支部から出された諸課題を整理し、各関係機関に要望し、その実現に向け努力する
▽研究・研修活動
・運営担当支部および各支部の協力を得て全道事務研究大会を開催し、全道的・全国的視野に立って研究を推進する
・全道研修担当者研修会を開催する
・講師派遣要請に応じて、各支部の研究大会等に役員および特別委員を派遣し「北海道の学校事務」を推進する
・他都府県で開催される研究大会等に会員・特別委員・役員を派遣し、研究と交流を深める
・道教委主催の新採用事務職員研修会については、講師を派遣する等、研修内容の充実を図り、新採用者にとって実効ある研修会とさせるよう努力する
▼特別委員会の活動
▽職務検討委員会
・北海道の学校事務を考えるシンクタンクとして活動し、本部の諮問事項を受けて「北海道の学校事務」を提言する
・全道事務研究大会本部所管分科会の運営に当たる
▽北海道学校実務要覧編集委員会
・多くの利用者の期待に応えるため、使いやすさと内容の充実に努める
・収集した資料や寄せられた質問・意見等をもとに編集作業を進める
▽メディア委員会
・各支部の事務局・メディア担当者と連携し「北海道公立小中学校事務職員協議会ウェブサイト」の充実に努める
・各種資料の蓄積や情報提供を行い、各支部での活用を促すとともに会員相互の情報交流を積極的に進める
・各種メーリングリストの適切な運用に努める
・本部事務局と連携し、必要に応じて各種会務・事業におけるオンライン活用の検討・サポートを行う
【本年度役員】
▽会長=佐々木一(共和町北辰小)―新
▽副会長=紙谷里恵(旭川市新富小)―新、北野茂樹(増毛町増毛中)
▽事務局長=鳥羽賞哉(苫小牧市拓進小)―新
▽事務局次長=澁江宏和(千歳市富丘中)―新
▽理事=谷口才和(愛別町愛別中)―新、佐藤貴光(長万部町長万部中)、酒田憲夫(小清水町小清水中)―新
▽会計=長野安代(長沼町長沼中)―新
▽監査=田中邦彦(旭川市正和小)、三上訓央(せたな町北檜山小)―新
(関係団体 2022-11-14付)
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