ヤングケアラー支援強化で札幌市 教員対象 来年2月に研修会 道主催2講座に続き実践編(札幌市 2023-10-25付)
札幌市子ども未来局は道と連携して、日常的に家族の世話をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の支援を強化しようと、教員などを対象にした研修会を来年2月に開く。道主催の基礎編と応用編を受講したあとに、実践編を受講し、支援の知識や技術を身に付けてもらう。
対象は、日常的に子どもと関わる教員をはじめ、福祉や医療などの関係者。道主催のケアラー支援関係機関職員等研修を受講した上で、市主催の実践編に進んでもらう。
実践編は「Mental―Consul」代表で、精神保健福祉コンサルタントの相内雄介氏が講師を務める。
前半は、ヤングケアラーのアセスメントや支援の留意点を講義する。後半は、グループワークを行う。
同一の内容を、来年2月6日午前10時と午後2時30分、7日午前10時からの3回、いずれも3時間程度行う。会場はかでる2・7で定員は各50人。参加費無料。
道主催の基礎編と応用編は別途申し込みが必要。実践編の申し込みは市ホームページから、12月11日まで受け付けている。
研修の詳細については同局子ども育成部子どものくらし・若者支援担当課・電話011(211)2947、申し込みについては(株)MammyPro・電話011(206)9150まで。
(札幌市 2023-10-25付)
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