２５日鹿追町、１２月10日石狩市視察　高校生バスツアー実施　道　脱炭素先進事例視察へ

（道・道教委 2023-11-15付）

　道は２５日と１２月１０日の２日間、道内の高校生が脱炭素の先進的な事例を視察する「ゼロカーボン北海道バスツアー」を開催する。２５日は鹿追町、１２月１０日は石狩市を視察。各市・町内にある太陽光・風力発電施設等の見学や参加生徒同士のワークショップなどを行う。

　道は令和２年３月、国に先駆けて２０５０年までに温室効果ガス排出量ゼロを目指すことを宣言。環境と経済・社会が調和しながら成長を続ける「ゼロカーボン北海道」の実現を目指して取組を進めている。

　今回のバスツアーは、道内の高校生が脱炭素の先進的な事例を視察することで、環境に対する理解を深め、自らの学習のためのきっかけの一助とすることを目的に実施する。

　２５日は、中鹿追バイオガスプラント・水素ファーム・マンゴー等栽培施設、太陽光発電施設などを見学。１２月１０日は、石狩湾新港発電所や花畔ふ頭洋上風力発電施設、石狩湾新港バイオマス発電所を視察する。このほか、参加者同士の交流会やワークショップなどを実施する。

　対象は道内の高校生で、定員は２０人（先着順）。参加無料。

　申し込み締め切りは、鹿追町視察が１１月１７日、石狩市視察は１２月１日となっている。

(道・道教委 2023-11-15付)