北見市教委　冬季ＩＣＴ特別研修会　新たに管理職向け講座　ロイロノート等の活用学ぶ

（市町村 2024-01-18付）

北見市教委冬季ＩＣＴ特別研修会

　【網走発】北見市教委は昨年１２月下旬、北見市立高栄小学校で冬季ＩＣＴ特別研修会を開いた。市内小・中学校の教職員５０人が参加。今回は新たに管理職向けの講座も開き、実際に端末を操作しながら、ロイロノートやグーグルワークスペースの用途に応じた機能などについて理解を深めた。

　研修会は、ＩＣＴ端末における様々なツールの活用方法を学ぶことを目的として昨年から始まった。市内小・中学校の教職員を対象に夏季・冬季で年２回開催している。

　今回は、新たに管理職コースも加え、午前・午後の部に分かれ、計６クラスを用意した。

　午前の部では、初任段階教諭らを対象にした「ロイロノート　基本スキル研修」と「グーグルワークスペース　基本スキル研修」のほか「管理職（校長）コース」のクラスを開いた。

　午後の部では「授業づくり　小学校編」「授業づくり　中学校編」で、それぞれ授業実践レベルでの場面に応じた様々なツールの活用事例について学びを深めた。

　「管理職（教頭）コース」では、北見市におけるＩＣＴの活用状況や校務デジタル化に向けた今後の動きなどについて情報共有したほか、グーグルフォームを使ったアンケート作成のやり方などを実際に端末を操作しながら習得した。

　参加者は、自身の立場やＩＣＴの習熟レベルに応じて講座を受講し、ツールの活用の幅を広げた。

(市町村 2024-01-18付)