【解説】子どもの数 35年連続減少
(解説 2016-05-10付)

 五日のこどもの日にちなんで総務省統計局がまとめた十五歳未満の子どもの推計人口(二十八年四月一日現在)は、前年より十五万人少ない一千六百五万人で、昭和五十七年から三十五年連続で減少し、過去最低を更新した。総人口に占める子どもの割合も〇・一ポイント減の一二・六%と、四十二年連続で低下した。

 国勢調査による人口を基礎にした「人口推計」をもとに人数を算出した。

 総人口は前年より十四万人少ない一億二千六百九十八万人。うち、子どもの数は十五万人減の一千六百五万人で、昭和五十七年から三十五年連続の減少となり、過去最低を更新。男女別では男子が八百二十二万人、女子が七百八十二万人で、男子が四十万人多く、女子百人に対する男子の数は百五・一となる。

 年齢を三歳ごとに区切ってみると、中学生(十二~十四歳)が三百四十二万人で最も多く、小学校高学年(九~十一歳)三百二十一万人、同低学年(六~八歳)三百十八万人、小学校入学前(三~五歳)三百十六万人、乳幼児(〇~二歳)三百七万人と、年齢層が下がるほど少ない状況。

 また、総人口に占める子どもの割合も〇・一ポイント減の一二・六%と、四十二年連続で低下。同省によると、子どもの割合はアメリカが一九・二%、中国一六・五%、韓国一四・三%などとなっており、人口四千万人以上の三十一ヵ国でドイツの一三・一%を下回り最低だった。

 都道府県別(二十七年十月一日現在)にみると、北海道は六十一万三千人で、前年に比べ九千人減少。前年に比べ増加したのは東京のみ。また、子どもの割合は沖縄の一七・四%が最も高く、道内は〇・一ポイント減の一一・四%と、秋田(一〇・六%)、東京(一一・三%)に次ぐ低い数値となっている。

(解説 2016-05-10付)

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