「応援パートナー」募集 道が未来人財応援基金創設(道・道教委 2016-12-28付)
道は、「北海道未来人財応援基金」を創設した。未来や世界を見据え、チャレンジ精神にあふれ、優れた能力をもつ若者の様々な挑戦を応援するもの。二十二日に、同基金設置条例が施行され、創設の運びとなった。道では、現在、基金に寄付し運営に協力する「応援パートナー」を募っている。
同基金は、知事公約や道のグローバル人材育成指針「北海道におけるグローバル人材の育成に向けて」の具体化として創設された。
本道に貢献する意欲のある若者が自らの資質の向上に挑戦することを応援し、北海道の将来を担う人材の育成を図るため、必要な事業に要する経費の財源に充てようと、四定道議会に基金設置条例案を提案し可決。条例は、二十二日に公布、施行となった。
基金を活用して、大学生などの海外留学を支援する「学生留学コース」、国際的に活躍するアーティストを目指す若者の海外コンクール参加などを支援する「若手芸術家コース」、世界に通用するアスリートを育成・輩出する指導者を目指す若者の海外研修を支援する「スポーツ指導者コース」、料理人や木工家具職人などの世界レベルの職人を目指す若者の国際大会参加などを支援する「未来の匠コース」の四つのメニューを用意。
二十九年二月ころまでに募集要項を決定し、新年度から申請受付、選考を経て、七月から具体的な支援を開始する。
基金は、道が予算措置するほか、道内外の企業や個人の「応援パートナー」から寄付を募り、運用する。
二十二日現在、㈱清水建設(東京)や㈱ドーコン(札幌)などの企業十一社、拓殖工業㈱(広尾)代表取締役会長の武田孝氏など二個人が「応援パートナー」となっている。
道では、現在、「応援パートナー」を募集している。問い合わせは総合政策部政策局総合教育班(〇一一―206―七三八〇)。道のホームページからも、詳細を確認できる。
(道・道教委 2016-12-28付)
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