旭川大・短大・大学院が卒業式　将来の希望胸に巣立ち　総勢３００人の門出を祝う

（学校 2017-03-23付）

山内学長から卒業証書を受け取る卒業生

　【旭川発】旭川大学・旭川大学短期大学部・旭川大学大学院（山内亮史学長）は十八日、旭川グランドホテルで二十八年度卒業証書・学位記授与式を執り行った。山内学長が各学部学科の卒業生代表に卒業証書を授与。同大や短大、大学院の学生計三百人が将来への希望を胸に抱きながら同学を巣立った。

　本年度の卒業生は、大学百八十四人、短大百十三人。修了生は大学院の経済学研究科地域政策専攻三人となっている。

　式では、山内学長が各学部学科の卒業生および修了生代表に卒業証書と学位記を授与。学生たちはこれまでの学生生活に思いをはせながら、晴れやかな表情で卒業証書を受け取っていた。

　また、山内学長は学業やスポーツ等で顕著な成果を挙げた団体をたたえる理事長表彰として、経済学部経営経済学科の江口ゼミナールと短大女子バレーボール部に表彰状を贈呈した。

　続いて、山内学長が告辞を述べ、「皆さんが生きていく時代は科学技術などの変化によって、大変厳しい時代となるが、本学で学んだことを糧に、つらい時代を乗り越え、幸せを追求するとともに希望の中で自分の人生を歩んでほしい。卒業おめでとう」と呼びかけた。

　次いで、同大後援会の松尾俊彦会長が祝辞。「卒業後は仕事を通じて人々を幸せにするにはどうすれば良いか考えて行動してほしい。皆さんの夢の実現を応援している」とエールを送った。

　このあと、各学部学科の卒業生代表の六人があいさつ。同学で学んだことや学生生活を振り返り、これまで支えてくれた友達や家族、教職員などに感謝を表した。

　うち、短大幼児教育学科の久世彩乃さんは「卒業後は子どもたちを見守る専門職として仕事に励んでいきたい。そのためにも学ぶ姿勢を忘れないことを大事にしたい」、経済学部経営経済学科の三浦健立さんは「卒業後は志と誇りをもち、一歩一歩進んでいきたい」と将来に向けた意気込みを語っていた。

(学校 2017-03-23付)