【解説】道民笑いの日
(解説 2017-08-07付)

 あす八日は、道が定めた「道民笑いの日」。講演会や各種イベントを通して、笑いによる健康づくりについて、道民に普及する。

 道では、道健康推進計画「すこやか北海道21」を策定し、道民の健康寿命延伸を目指して、生活習慣病の発症や重症化の予防、健康を支えるための社会環境の整備や生活習慣の改善を図っている。

 また、二十七年八月に策定した「新・北海道ビジョン推進方針」では、政策の一つに「健康長寿10(テン)アップ大作戦」の実施を挙げている。健康寿命の都道府県順位(二十五年度三十三位)の10ランクアップを目指すもの。この中に「笑いの日」制定を盛り込んだ。

 道民が、住み慣れた地域で生き生きと暮らしていくため、笑いが健康にもたらす効果が大きいことに着目し、笑いによる健康づくりについて、道民に普及することを目的に、毎年八月八日を「道民笑いの日」と定めた。併せて、運動を発展させるため、八~十四日の一週間を「道民笑いの日推進週間」とした。二十八年度制定。

 道が、関係団体や民間企業などと連携して各種事業を実施。主な活動には、笑いによる健康づくりをテーマとした講演会の開催、各種広報媒体を活用した普及啓発、関係団体や包括連携協定を締結している民間企業などと連携した普及啓発を挙げている。

 道と包括連携協定を締結している吉本興業㈱は、五~八日にサッポロファクトリーなど札幌市内各会場でイベント「みんわらウィーク」を開催。五日には中高生を対象とした「エンタメ体験」、六日には小学生を対象としたふれあい運動会を行った。

 イベントの一つとして、道は「笑いの日」当日のあす八日正午からサッポロファクトリーで講演会を開く。

(解説 2017-08-07付)

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