【解説】道内公立高校等227校 1日に卒業式(解説 2020-02-18付)
道教委は、道内公立高校等卒業式の状況(1月28日現在)をまとめた。卒業式を実施する公立高校等は227校。うち、3月1日に実施する学校は226校となっている。
3月1日に実施する学校の内訳をみると、全日制・定時制併置校31校、全日制単置校183校、定時制単置校8校、定時制単位制2校、中等教育学校2校。3月15日、24日に実施する学校は各1校。有朋が重複し、合計で1校多い。
卒業予定者数は、3万1018人(平成30年度3万1546人)。内訳は、全日制が2万9741人(同3万23人)、定時制が451人(同542人)、通信制が327人(同451人)、定時制単位制が272人(同295人)、中等教育学校が227人(同235人)。
小樽商業は閉校となるため、最後の卒業式を3月1日に行う。
道立の幕別と私立の江陵が統合し、平成31年4月1日に開校した幕別清陵は、全日制過程で卒業生がいないため、卒業式を実施しない。
初めて卒業生を送り出す高校、課程の転換などによって定時制課程が最後の卒業式を行う高校、定時制課程で卒業生のいない高校は該当校なし。
特色ある卒業式をみると、千歳は、各学科一人ずつ学校特別賞として表彰する。富川は、卒業生全員で作詞・作曲した歌を式歌として斉唱。足寄は、学年作成動画の映写や、在校生が作成したモザイクアートの展示のほか、同窓生で歌手の松山千春さんの「大空と大地の中で」を合唱する。
市立札幌開成中等教育は、卒業生がステージ上で一人一言ずつ決意を表明する。
なお、学校ごとの卒業式の日時については、高校教育課のWebページに掲載している。
(解説 2020-02-18付)
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