【解説】11月1日は北海道教育の日
(解説 2020-10-20付)

 11月1日は「北海道教育の日」。協賛月間である10・11月は、教育関係機関・団体などが中心となり、子どもを育てるために考え、語り合うきっかけとする様々な協賛事業を道内各地で展開する。道教委ホームページで、本年度の予定事業を主催機関別に掲載している。

 「北海道教育の日」は、すべての道民が教育に関する理解と関心を高め、家庭・学校・地域、行政が一体となり、道民全体で未来を担う子どもたちを育てていくために考え、語り合い、行動するきっかけとする日。

 平成18年11月1日、教育関係団体を中心に、民間35団体によって組織された「北海道教育の日」制定推進協議会が制定大会を開催。毎年11月1日を「北海道教育の日」として制定宣言を行った。19年は道民運動として地域に定着した取組とするため「北海道教育の日」道民運動推進協議会が発足。以来、様々な事業を実施している。

 「北海道教育の日」の趣旨に適合する取組を協賛事業とし、毎年10・11月を関連行事を集中的に行う強調月間として取り組んでいる。

 協賛事業実施数は18年度の273件に始まり、平成30年度には過去最高の1715件となった。本年度は新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、道民運動推進協議会主催の「北海道教育の日」記念行事(11月1日)をはじめとする1244件の実施を予定。道教委は、協賛事業として、児童生徒仲良しコミュニケーション活動奨励事業(10~11月)などの取組を推進する。

 本年度の予定事業は教育政策課ホームページに掲載。管内別に市町村教委や学校などの主催機関、行事名、開催日程、問い合わせ先やURLを掲載しており、各市町村における積極的な取組を呼びかけている。

(解説 2020-10-20付)

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