道教育振興会と道退職校長会　概要まとめ冊子配布へ　書面で第１９回教育会議　

（関係団体 2020-12-01付）

　道教育振興会（工藤達成会長）と道退職校長会（黒坂由紀子会長）は、第１９回北海道教育会議を書面開催した。主題は「“学校の新しい生活様式”における“学びの保障”の現状と課題について」。今後、会議の概要をまとめた冊子を作成・配布する。

　会議は、北海道教育の発展・充実を願う道内教育団体が一堂に会し、教育に関する喫緊の課題を議論し、その成果を北海道教育の指針として共有することが目的。１１月２０日にホテルライフォート札幌で開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、書面開催とした。

　主題は「“学校の新しい生活様式”における“学びの保障”の現状と課題について」。推進指標として、コロナ禍における家庭・学校・地域の連携・協働に向けて、①家庭では感染防止に配慮しつつ、学校・園とつながりながら、子どもの健康増進や家庭学習の状況把握に努める②学校では「学校の新しい生活様式」を実践しつつ、遠隔・オンライン教育を取り入れながら、協働的・探究的な学びの展開に努める③地域では「新北海道スタイル」を実践しつつ、オンラインやインターネット配信等を利用して、地域協働型の学習支援に努める―を掲げた。

　今後、書面開催の概要を会報『教育振興』１月号で掲載。本年度末までに冊子を作成し、関係者に配布する予定。

(関係団体 2020-12-01付)