【解説】学校体育施設 市町村の86%開放
(解説 2022-09-29付)

 スポーツ庁は、3年度体育・スポーツ施設現況調査の中間報告を公表した。全国の体育・スポーツ施設数は12万9739ヵ所。このうち学校の施設が94%だった。公立学校体育施設を開放する条例等を定めている市町村は86・0%で、屋内運動場と体育館で7割以上を占めている。

 調査はわが国における体育・スポーツ施設の設置者別現在数や施設の開放状況等を明らかにし、今後のスポーツ振興施策の企画・立案に必要な基礎データを得ることが目的。

 対象は学校体育・スポーツ施設、公共社会教育施設に付帯するスポーツ施設、大学・短大・高専体育施設。調査時点は3年10月1日(学校体育施設の開放状況は2年度実績)。

 結果をみると、体育・スポーツ施設の総数のうち、小学校体育施設が40・4%、中学校体育施設が27・5%、高校体育施設が25・4%と全体の9割を占めた。

 施設種別では体育館が3万5168ヵ所と最も多く、多目的運動場、水泳プール(屋外)、庭球場(屋外)、柔剣道場(武道場)と続いた。

 公立小・中学校、高校における体育施設の開放率を施設別にみると、体育館が76・1%、屋外運動場が70・1%、武道場が41・1%、屋外庭球場が19・1%、水泳プール(屋内)が15・4%、水泳プール(屋外)が6・2%。

 対象は「一般にも開放」が全体の98・7%、「自校の児童生徒に限る」が1・3%となっている。

 一般開放の対象者は「クラブ(団体)のみ」が62・8%、「クラブ・団体と個人」が20・3%、「クラブ・団体のみ(学区・校区に限る)」が13・9%、「クラブ・団体と個人(学区・校区に限る)」が1・7%。

 定期的に施設を開放している学校の頻度は「月~金曜日」71・8%、「土曜日」79・5%、「日曜日」77・4%といずれも7割を上回った。

(解説 2022-09-29付)

その他の記事( 解説)

【解説】障害のある学生の就職支援

 厚生労働省は、就職活動に困難な課題を抱える障害のある学生等への就職支援を拡充する。5年度予算概算要求に1億2000万円を盛り込んだ。  コミュニケーション能力の不足や対人関係の構築等に課...

(2022-10-06)  全て読む

【解説】〝国語〟に関心 8割超

 文化庁の3年度国語に関する世論調査で、8割以上が日常の言葉遣いや話し方、敬語の使い方などの“国語”について関心があることが分かった。  日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し...

(2022-10-05)  全て読む

【解説】21世紀 初年出生児の現在

 文部科学省は、第20回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果を公表した。  調査は、平成13年に出生した子の実態および経年変化の状況を継続的に観察することで、教育に関する国の諸...

(2022-10-04)  全て読む

【解説】厚労省の女性支援事業拡充

 厚生労働省は来年度、女性への支援事業の拡充を計画している。  2年度から実施している若年被害女性等支援事業は、JKビジネス被害者や家出少女、AV出演強要等の若年被害女性に対し、公的機関と...

(2022-10-03)  全て読む

【解説】地域移行の受け皿へ5モデル

 経済産業省は地域移行の受け皿として採算の合う事業体の運営を検証するため、3年9月から4年2月に全国10ヵ所で「未来のブカツ」フィージビリティスタディ事業を実施した。  神奈川県川崎市では...

(2022-09-30)  全て読む

【解説】特異な才能ある児童生徒

 特定分野に特異な才能のある児童生徒には、特定の領域における優れた能力や強い関心、創造性、集中力、記憶力などが見られる一方、環境になじめず学習上・学校生活上で困難を抱えるケースが指摘されてい...

(2022-09-28)  全て読む

【解説】厚労省の自殺等対策事業

 厚生労働省は、5年度予算概算要求に、ひきこもり対策や自殺防止に関する新規事業を盛り込んだ。  ひきこもり支援従事者向けのスキルアップ研修・支援者支援事業(仮称)は、都道府県や指定都市のひ...

(2022-09-27)  全て読む

【解説】養護教諭等支援へ新規事業

 新型コロナウイルス感染症への対応や個別の支援が必要な児童生徒への対応など、子どもたちの心身の健やかな成長を担う養護教諭や栄養教諭の役割が一層重要となっており、業務負担の増大が懸念されている...

(2022-09-26)  全て読む

【解説】日本型ウェルビーイング実現を

 中教審教育振興基本計画部会は20日の会議で、来年度から始まる第4期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方(素案)を示した。「日本型ウェルビーイングの向上」「教育デジタルトランスフォー...

(2022-09-22)  全て読む

【解説】校内暴力 8年ぶり増加

 警察庁は16日、3年中における少年の補導および保護の概況を公表した。  刑法犯少年の検挙人員は前年比15・2%減の1万4818人。平成16年から18年連続で減少し、戦後最少を更新している...

(2022-09-21)  全て読む