生命(いのち)の安全教育推進へ 道内19の実践を収録 道教委が研修資料作成(道・道教委 2023-03-24付)
道教委は教職員研修資料「子供や若者を性暴力の当事者にしないための“生命(いのち)の安全教育”実践資料集」を作成した。生命の尊厳を学び、自他を尊重する態度を育てる19の実践事例を掲載。各学校で資料を参考にし、発達段階に応じた教育を積極的に推進するよう求めた。
「文科省の指導・啓発資料の活用」「外部講師の活用」「警察との連携」「子ども主体による取組」「地域とのつながり」の項目別に実践をまとめており、授業の目的や工夫、成果や今後の方向性、生徒や指導した教師の感想を掲載した。
外部講師を活用した事例では、助産院院長を講師に迎えて特別活動と理科の「人のたんじょう」の学習を教科等横断的に関連させて実施した小学5年生の授業を紹介。
警察と連携した取組では、警察官による性犯罪被害防止やSNSトラブルに巻き込まれないための授業を取り上げているほか、非行防止教室の校内放送用の音声教材を作成し、管内の小・中学校に配布した高校の事例を掲載している。
(道・道教委 2023-03-24付)
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