【解説】11月はケアラー推進月間
(解説 2023-11-01付)

 道は本年度から毎年11月を「ケアラー推進月間」に設定し、期間中に集中的な啓発活動を展開する。「支える人を、ひとりにしない~多様なケアラーへの理解と支援」をテーマにシンポジウムを行うほか、ケアラー支援啓発動画の上映、パネルディスカッションなどを行い、ケアラー支援に関する道民への理解を広めていく。

 道は、道民全体が一体となってケアラーを支える地域づくりを推進していくことを目的に道ケアラー支援条例を制定。4年4月から施行している。

 条例では、基本的施策として①普及啓発の促進②早期発見および相談の場の確保③ケアラーを支援するための地域づくり―の三つを設定。条例に基づく取組を計画的に推進していくため、ことし4月、道ケアラー支援推進計画を策定した。

 計画では、ケアラーやヤングケアラーに関する具体的取組を示しているほか、施策の推進管理を行うための数値目標を設定。ヤングケアラーに関わっては、道民や児童生徒の認知度、児童生徒の相談窓口に関する認知度をいずれも50%以上を目標としている。

 推進月間について本年度は、16日にTKP札幌ビジネスセンター赤れんが前でシンポジウムを開催。「高次脳機能障がいをもつ者の家族から~介護者には支えを、当事者には居場所を」と題して基調講演を行うほか、ケアラー支援啓発動画「支える人をひとりにしない~みんなで取り組むケアラー支援」の上映、「多様なケアラーを知ること。そして私たちにできること」をテーマにパネルディスカッションを展開する。

 このほか、ケアラーの現状や支援の必要性などの理解、道・市町村の取組などを紹介する啓発動画の配信や啓発メッセージ・推進月間の周知を図る啓発カードの配布などを推進する。

(解説 2023-11-01付)

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