４定札幌市議会　きょうから代表質問　学校規模適正化を問う　いじめ重大事態再発防止策等

（札幌市 2024-12-04付）

　札幌市議会第４回定例会の代表質問がきょう４日から始まる。児童生徒数の多い大規模校における学校規模の適正化や、いじめ重大事態の再発防止策、学校管理職としての在り方などの質疑が行われる。

　きょう４日は山田洋聡議員（自由民主党）、森基誉則議員（民主市民連合）、５日は小口智久議員（公明党）、長屋いずみ議員（日本共産党）、丸岡守幸議員（日本維新の会）が質問に立つ。

　山田議員は、学校規模適正化や学校の体制、子どもの教育環境について質疑する。学校規模適正化では、通学区域の考え方について問う。また、多様な教育課題がある中で、学校長を含む学校管理職としての在り方について尋ねる。

　このほか、社会全体で子どもを育てる視点において、学校教育における教育環境に関する考え方を問う。

　森議員は、３年にスポーツ少年団に所属していた児童生徒間で発生したいじめ重大事態に関し、今後の再発防止策などを問う。

　小口議員は、児童生徒数の増によって教室が不足する大規模校の学校規模適正化について市教委の考えを問う。子どもや妊婦の受動喫煙を防止する観点から公園など屋外における禁煙の条例についても質問する。

　長屋議員は、子ども医療費助成事業について、所得制限の撤廃や初診料を対象内とするなど「完全無料化」に関する市の考えをただす。子育て世帯の負担軽減に向けて学校給食費の無償化についても認識を問う。

　丸岡議員は、大阪市などが子育て世帯の負担軽減に向けて取り組んでいる習い事・塾代助成事業について質問し、実施に向けた市の認識を問う。

(札幌市 2024-12-04付)