【解説】お年玉の使い道 1位は「貯金」
(解説 2017-02-14付)

 玩具メーカー大手の㈱バンダイ(東京)が、ことしの正月に子どもがもらったお年玉の金額を調べたところ、小学生は平均二万二千五百二円、中学生では平均三万二千百三十円だったことが分かった。もらった人の数は平均五人だった。

 調査はインターネットで一月六~九日に実施。小一~中三の子どもをもつ保護者九百人(各学年百人)が子どもと一緒に回答した。

 小学生のお年玉の平均額は二万二千五百二円。学年別にみると、一~二年生が一万九千四百七十三円、三~四年生が二万二千八百十円、五~六年生が二万五千二百二十三円。中学生は平均三万二千百三十円。学年が上がるにつれて金額が増え、中学生に上がるタイミングで大幅に増えることが分かった。

お年玉をもらった人数は平均五人で、もらった相手では九三・四%の子どもが祖父母と回答。おじやおばも七四・三%だった一方、父母は六五・六%で、三人に一人の子どもは親からお年玉をもらっていないことも明らかになった。

 お年玉の使い道(複数回答)は、「貯金」(三九・二%)が一位となり、全体の四割が貯金しているという堅実派が多いことが読み取れる結果となった。二位は「お菓子やジュースなどの飲食物」(二九・一%)、三位は「ゲーム機・ゲームソフト」(二八・三%)。

 男女別にみると、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」や「おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフトを除く)」が上位にランクしている一方、女子は「文房具、雑貨」や「書籍(マンガ以外)」が上位にランクし、男女でお年玉の使い道に差がみられた。

 また、子どもからお年玉を預かっている親は全体の六六・二%で、そのうち、九二・四%が貯金していると回答した。

(解説 2017-02-14付)

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