28年度全国学力テスト30、080校が参加―文科省
( 2016-03-09付)

 二十八年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)に九八・四%に当たる計三万八十校の国・公・私立の小中学校が参加することが、文部科学省のまとめで分かった。調査対象者の在籍する学校を所管する一千八百十三教育委員会のすべてが参加する。

 二十八年度の全国学力テストは、小学六年生と中学三年生を対象に四月十九日(火)に実施。対象学年の全児童・生徒が受ける悉皆調査で、実施教科は国語と算数・数学の二教科。

 調査の対象となる全国の国・公・私立小中学校三万五百七十八校の九八・四%に当たる三万八十校が参加。内訳は、国立が百五十五校(後日実施する中学校二校を含む)、公立が二万九千四百三十九校(後日実施する中学校十四校を含む)、私立が四百八十六校(後日実施する小学校二校、中学校一校を含む)。参加率は、国立が一〇〇%、公立は小学校は全校参加するが、中学校一校が不参加で九九・九%、私立が四九・四%。

 参加する児童・生徒数は、小学六年生が約百八万人、中学三年生が約百十万八千人。

( 2016-03-09付)