岩農高 こぶし建設現場見学会 業界の魅力存分に体感 農業区画整理への理解深化( 2024-08-02付)
岩農生現場見学会
【岩見沢発】岩見沢農業高校(野村博之校長)農業土木工学科は7月中旬の2日間、岩見沢市内の建設企業・こぶし建設㈱の現場見学会に参加した。1、3年生を対象に実施。初日は1年生36人が参加した。生徒たちは、実際の施工を目の当たりにすることで建設業の魅力を存分に体感した。
見学会は、授業では体験することができない現場の雰囲気に触れることで、建設業に対する理解と関心を深めてもらうことを目的に実施。平成26年度から毎年継続して行っており、ことしで11回目となる。
1年生が見学する現場は、空知総合振興局発注「経営体14区地区41工区」「経営体暁第1地区41工区」「経営体クッタリ南地区42工区」、札幌開発建設部発注「美唄農地整備146工区区画整理」の4現場。
うち経営体14区地区41工区では、工事概要やマシンガイダンス技術について説明。MGバックホーによる施工のメリットとして、丁張り作業が削減され効率的な施工ができるほか、作業員の削減、接触事故防止につながることを伝えた。
参加した生徒は「普段の授業ではよく分からない現場の雰囲気や仕事内容、機械の操作を知ることができた」「区画整理が農家の利便性や生産性を考慮して施工していることが分かった」などと感想を寄せ、建設業への理解を深めた。
2日目は3年生28人が参加し、札幌開建発注「雨竜暑寒地区中島工区暗渠排水ほか一連」「美唄地区156・157地区区画整理」、空知総合振興局発注「経営体クッタリ南地区41工区」の3現場を見学した。
( 2024-08-02付)