道教委 部活動指導力向上研修 夏・冬4日日程に拡充 熱中症対策、適切な負荷を解説
( 2024-07-23付)

 道教委は本年度、部活動指導員、教員、地域クラブ指導者などを対象とする部活動指導力等向上研修を拡充する。夏・冬、A・B日程の4日日程とし、熱中症対策やトレーニング負荷などを解説する講義を開始。部活動における指導力、資質・能力の一層の向上を図っていく。

 研修は、市町村立・道立学校の部活動指導員、指導を担当する教職員(管理職含む)、外部指導者や地域クラブ指導者を対象に例年実施しているもの。

 I期・Ⅱ期それぞれA・B日程の計4回開催する。A日程研修はズームによるオンライン研修として開催。B日程研修はオンデマンド動画を事前に視聴した上で質疑応答や意見交換のみ行う。定員は各日程50人。

 I期研修では新たに、立教大学スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科の安松幹展教授が、熱中症対策や適切なトレーニング負荷、コンディションチェックなどを解説する。A日程は7月30日、B日程は8月22日に開催する。

 Ⅱ期研修では、前年度に続き日本体育大学体育学部体育学科の佐良土茂樹准教授がコーチングに関する基本的な考え方や日常に生かせる指導に関して講義。A日程は12月26日、B日程は7年1月14日に開催する。

 現在、I期のB日程、Ⅱ期のA・B日程のみ参加を受け付けており、全国教員研修プラットフォーム(Plant)または申し込み用アドレスから申請できる。

( 2024-07-23付)