道教委・道高校長協会・道特長が生徒に　感染リスク高い５場面を　リーフレット配布し対策強化

（コロナウイルス関連 2020-12-10付）

感染リスクが高まる「5つの場面」（クリックすると拡大表示されます）

　道教委、道高校長協会（廣田定憲会長）、道特別支援学校長会（木村浩紀会長）は、新型コロナウイルス感染症対策のさらなる強化を図るため、高校生向けリーフレット『感染リスクが高まる“５つの場面”』を作成した。各学校には適宜活用の上、冬季休業を含めた感染症対策について指導するよう求めている。

　１０月以降、道内において新型コロナウイルス感染症が拡大し、各学校でも生徒や教職員に感染がみられた。

　危機的な状況となっていることから、道教委と道高校長協会、道特別支援学校長会が連携して感染防止策を協議。生徒の感染防止に対する意識の醸成を図り、注意喚起を促すための手立てとして今回、生徒向けリーフレットを作成した。

　リーフレットは、「感染リスクが高まる“５つの場面”」と題し、学校がコントロールすることが困難な場面での感染防止対策の具体を示している。

　内容をみると、部活動については、休憩中や更衣、大会への移動で会話を控えることや、活動の前後は、必ず石けんによる手洗いを行うよう求めている。

　また、カラオケ店やライブハウスなどの利用で感染が疑われているとされていることから、３つの密が重なる場所を避けるよう示している。

　３者は連名で、７日に各学校へリーフレットを配布。各学校で適宜活用し、冬季休業を含めた感染症防止に向けて指導の徹底を図るよう呼びかけている。

(コロナウイルス関連 2020-12-10付)