札幌東商業高と札幌学院大　お気に入りの写真紹介　オンラインで英語授業

（コロナウイルス関連 2020-07-16付）

Ｚｏｏｍの双方向性を利用して英会話を楽しんだ

　札幌東商業高校（西村修一校長）は１０日、高大連携プログラムの一環として札幌学院大学とウェブ会議システムによるオンライン授業を行った。インターネットを通し、英語でお気に入りの写真を紹介した。

　同校は、道内の大学と連携した授業「高大連携プロジェクト」を展開。平成２１年度から、同大への訪問などを行ってきた。

　ことしは新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、訪問を中止。ウェブ会議システムＺｏｏｍを用いたオンライン授業を行った。

　同大のロバート・カール・オルソン講師が英会話を指導。流通経済科と国際経済科の３年生１８人が参加した。教室内をノートパソコンのカメラで撮影し、大学とつないだ。

　生徒たちは１人ずつ、お気に入りの写真を英語で説明。修学旅行での１枚や、ペットの写真などを紹介した。

　生徒の写真に対し、オルソン講師が英語で質問。インターネットを通じて、英語でのコミュニケーションを体験した。

　生徒は「顔を見ながら話すと、相手の反応がすぐ分かるのでコミュニケーションが取りやすい」「音声の乱れなどはあるが、スライドを使っての説明などもあり、通常の授業と変わらないように感じる」などと話していた。

(コロナウイルス関連 2020-07-16付)