最新記事一覧(解説)
解説
【解説】就職内定率 引き続き高水準
文部科学省と厚生労働省は、来年3月大学等卒業者の就職内定状況調査結果(10月1日現在)をまとめた。大卒予定者の就職内定率は、前年同期比0・2ポイント減の76・8%。過去最高値を記録した前年に次ぐ2番目に高い数値となり、引き続き高水準となった。 調査は、平成9年卒業者から実施しているもの。本年度...(2019-12-09) 全て読む
【解説】学校健康診断情報の電子化
国は、学校健康診断情報の電子化に向けた検討を進めている。文部科学省の調査によると、全国の教育委員会(都道府県・指定都市・中核市)が所管する学校で健康診断情報を電子化している割合は約6割。うち、統合型校務支援システムによる記録が7割以上を占めていることが分かった。 学校健康診断は、学校教育の円滑...(2019-12-06) 全て読む
【解説】読解力に課題 PISA結果
経済協力開発機構(OECD)は、2018年に実施した生徒の学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。全参加国・地域における日本の順位は、数学的リテラシーで6位、科学的リテラシーで5位となった一方、読解力は15位となり、判断の根拠や理由を明確にして自分の考えを述べるなど、読解力の課題が明らかになっ...(2019-12-05) 全て読む
【解説】18歳のメディア意識調査
日本財団がまとめた「第19回18歳意識調査―メディア」によると、SNS利用者の65・2%が「SNSでみた情報の真偽を確かめたことがある」と回答した。確かめる方法として、インターネットで調べたとの回答が最も多かったほか、「人に聞いた」「実際に現場に行った」など、様々な手段で確かめている人がいることも...(2019-12-04) 全て読む
【解説】子の貧困対策大綱 閣議決定
政府は11月29日、子供の貧困対策に関する大綱を閣議決定した。親の妊娠・出産期から社会的自立までの切れ目ない支援など、国の方針を提示。地域に開かれたプラットフォームである学校の指導・運営体制の構築や、高校における修学継続に向けた支援など、今後の施策の方向性を示した。 内閣府が設置する子供の貧困...(2019-12-03) 全て読む
【解説】各地でインフルエンザ流行
道感染症情報センターによると、11月11~17日(第46週)のインフルエンザの定点当たりの患者報告数が4・60となり、流行開始の目安の1・00を大きく上回った。八雲保健所管内と帯広保健所管内で注意報レベルを超えたほか、江別保健所など計14保健所管内が1・00以上を記録。札幌市など計12保健所管内か...(2019-12-02) 全て読む
【解説】大学共通テストで新たな仕組み
萩生田光一文部科学大臣は26日の記者会見で、大学入学共通テストにおける記述式問題の自己採点と実際の採点結果との不一致を防ぐため、自己採点をシミュレートする仕組みの提供を検討していることを明らかにした。来年度の実施を前提に、正答の条件の意味や内容を整理し、高校に周知・指導するとした。 令和3年度...(2019-11-29) 全て読む
【解説】短期間でICT整備促進を
27日の自由民主党教育再生実行本部で「国と地方の連携による学校ICT環境整備に向けて」案が了承された。学校におけるコンピューターの1人1台端末環境、高速通信環境の実現に向け、国家プロジェクトとして短期間で一気に整備を促進する方針を提示。自治体が整備しやすいよう十分な国庫補助を行うべきとし、複数年度...(2019-11-28) 全て読む
【解説】小学校高学年の教科担任制
国は、小学校高学年における教科担任制の導入に向けた検討を進めている。文部科学省の設置する新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会は21日の第5回会議で、これまでの審議を踏まえた論点取りまとめ(素案)を作成。義務教育9年間を見通した教科担任制に関する論点として、義務標準法の在り方を含め必要な教員定数...(2019-11-27) 全て読む
【解説】10月末少年非行等概況 道警
道警本部は、ことし10月末における少年非行等の概況をまとめた。検挙・補導された非行少年は、10月末時点で850人(うち女子148人)。前年同期比126人減少した。 内訳は、刑法犯が753人(同137人)と105人減、特別法犯が94人(同11人)と24人減少した。 非行少年に該当しないが、飲...(2019-11-26) 全て読む
【解説】パソコン1人1台の目標提示
文部科学省の設置する新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会は、21日の第5回会議で「これからの学びを支える学校ICTの実現に向けたイメージ」を示した。可能な限り早急に国家プロジェクトとして、コンピューター端末の「1人1台環境」を実現し、全授業でデジタル教科書・教材をフルに活用していくなど、ICT...(2019-11-25) 全て読む
【解説】新たな経済対策重点を了承
自民党の文部科学部会は20日、新たな経済対策に向けた重点事項を了承した。教員免許を取得しつつも正規採用されなかった教員志望者に必要な支援を実施するほか、子ども1人1台のコンピューター端末の実現など、学校ICT環境の抜本的改善を盛り込んだ。これらの事項に基づき、令和元年度補正予算編成などの作業を進め...(2019-11-22) 全て読む
【解説】自殺予防教育 取組整理を
文部科学省が設置する児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議は、第2回会議で「審議のまとめ」案を示した。S0Sの出し方に関する教育の取組や留意事項を整理。自殺予防教育全体の体系的な取組の整理などを今後の課題として挙げた。 内閣府・警察庁の発表によると、平成25年に自殺した児童生徒数の原因で...(2019-11-21) 全て読む
【解説】子に対する前兆事案 10月末
道警本部は、子どもに対する前兆事案の届出受理状況(10月末現在)をまとめた。1月からの累計で前年同期比110件減の803件を受理した。 前兆事案とは、子ども(13歳未満)を対象とする性犯罪などの凶悪犯罪の前兆とみられる声かけやつきまといのこと。 10月は、道内で前年同期に比べ11件減の90...(2019-11-19) 全て読む
【解説】修学旅行でウポポイ活用を
民族共生象徴空間(ウポポイ)の一般公開まであと158日。道は、ウポポイ来場者の目標人数100万人を掲げ多様な取組を展開している。道教委は、13日付で各教育局長、道立学校長、市町村教委教育長に通知「民族共生象徴空間(ウポポイ)への修学旅行等の実施について」を発出。学校における遠足・修学旅行などにウポ...(2019-11-18) 全て読む
【解説】日本語教師の資格制度創設
国の文化審議会国語分科会は、日本語教師の新たな資格制度の概要を示す「日本語教育能力の判定に関する報告」案をまとめた。資格制度の創設に当たっての目的、枠組み、資格取得要件などについて意見を募集。国内外の日本語教育を一層推進し、多様な文化を尊重した活力ある共生社会の実現、諸外国との交流の促進などを目指...(2019-11-15) 全て読む
【解説】英語4技能 評価体制構築へ
大学入学共通テストにおける英語民間試験の導入延期を受け、「大学入試における英語四技能評価の円滑な実施にかかる決議」が5日の自民党文部科学部会で了承された。地域・経済格差などの課題を踏まえ、英語4技能を評価する適正なシステムを実施できる体制の構築を要請。民間試験を活用する大学、システム導入の環境整備...(2019-11-14) 全て読む
【解説】SDGs実施指針改定へ
国は、SDGs達成の中長期的な国家戦略を示す「SDGs実施指針」改定に向けた準備を進めている。改定案(骨子)では、あらゆる分野のステークホルダーと協同し、今後4年間で本格的な行動を加速・拡大する方針を提示。25日までパブリックコメントを実施し、本年度中に策定する。 平成28年12月、全閣僚を構...(2019-11-13) 全て読む
【解説】新時代の特別支援教育
8日に開かれた文部科学省の設置する新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議の第3回会議では、障がいのある子どもたちの指導のためのICT活用について検討が行われた。出席者からは、ICTの利活用が合理的配慮として認められる制度設計の必要性が指摘され、教育センターや特別支援学校によるサポート機...(2019-11-12) 全て読む
【解説】公立夜間中学設置上の課題
道教委がまとめた「教育機会の確保にかかる市町村の現状に関する調査」によると、生涯学習施策として義務教育に相当する教育機会を提供しているのは苫小牧市の1市、首長部局で学習機会を提供している市町村は5市町村あることが分かった。公立夜間中学の設置を検討する上での課題では「ニーズの把握」「財政上の負担」が...(2019-11-11) 全て読む