最新記事一覧(解説)
解説
コロナ・インフル同時流行に備え
文部科学省は19日付で事務連絡「新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行も見据えた今後の感染対策について」を各都道府県・指定都市教委担当課に発出した。今夏を上回る感染者が発生する可能性を見据え、体調不良者の欠席徹底や部活動を含む効果的な感染症対策の一層の推進を求めている。 新型コロ...(2022-10-21) 全て読む
【解説】日本語指導の端末活用は2割
文部科学省は、日本語指導が必要な児童生徒の受け入れ状況等に関する3年度調査結果(確定値)を公表した。 調査時点は3年5月1日、調査対象は都道府県・市町村教委計1788教委。 日本語指導が必要な外国籍または日本国籍の全国の児童生徒数は5万8307人で、前回調査の平成30年度と比べ14・0%増加。 外...(2022-10-20) 全て読む
【解説】体力・運動能力調査報告書
スポーツ庁は、3年度体力・運動能力調査における調査報告書をまとめた。 調査は、国民の体力・運動能力の現状を明らかにするため、最初の東京オリンピックが開催された昭和39年以来、毎年実施しているもの。今回は、3月に第3期スポーツ基本計画が策定されたことに伴い、第1期スポーツ基本計画が策定され開始された...(2022-10-19) 全て読む
【解説】こども家庭庁に伴う組織改編
こども家庭庁設立準備室は、地方自治体の子ども政策に関する部局の連携体制についてアンケートの結果をまとめた。子ども政策に係る関係部局を集めた会議を実施している自治体は約7割、司令塔部局・総合調整部局を設置している自治体は約3割、幼稚園・保育所・認定こども園の所管を集約している自治体は約4割に上るが、...(2022-10-18) 全て読む
【解説】防災教育の意義
日本財団は18歳意識調査「防災・減災」の結果を発表した。避難訓練や応急救護訓練など学校における防災・減災の取組について、各項目いずれも7割以上が「意義があった」と回答。財団は学校教育が若者の災害への意識を高めていることに貢献しており、防災・減災教育の充実が重要と指摘している。 調査は全国の17~1...(2022-10-17) 全て読む
【解説】送迎バス安全装置を義務化
バス送迎の安全管理の徹底に関する緊急対策「こどものバス送迎・安全徹底プラン」が12日の関係府省会議でまとまった。送迎バスの安全装置の装備を5年度から義務化するなど4点の対策を明記。安全装置のほか、登園管理システムやこどもの見守りタグ(GPS)の導入支援を含め早期に財政措置を講じる方針。 9月に静岡...(2022-10-14) 全て読む
【解説】社会教育施設のデジタル化
文部科学省の調査によると、公民館におけるワイファイ整備率は4月時点で36・5%で、社会教育分野におけるデジタルの活用が課題となっている。 こうした中、政府の骨太の方針2022では、社会教育施設の活用促進による地域における人材育成力の強化、公園や公民館など身近な施設の新たな活用モデル形成などの方針を...(2022-10-13) 全て読む
【解説】令和の教職員集団へ議論
中教審では現在、優れた人材確保のための教師の採用の在り方について審議している。5日に公表した「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方の中間まとめでは、新たな教師の学びの実現に向けた改革の方向性を5つの観点から整理。教員採用選考の早期化・複線化や特定の強みや専門性を有する者に対...(2022-10-12) 全て読む
【解説】メクビットの活用広がる
文部科学省が開発したMEXCBT(メクビット)は、国や自治体などの公的機関等が作成した問題を無料で活用できるCBT(コンピュータ使用型調査)システム。2年度から試行し、3年12月から希望する全国の学校で活用が開始。8月時点で全国の約1万1000校、420万人が登録している。 選択式や短答式問題の自...(2022-10-07) 全て読む
【解説】障害のある学生の就職支援
厚生労働省は、就職活動に困難な課題を抱える障害のある学生等への就職支援を拡充する。5年度予算概算要求に1億2000万円を盛り込んだ。 コミュニケーション能力の不足や対人関係の構築等に課題があるなど、就職活動に困難な課題を有しており、卒業までに内定を得ることが困難な学生や、発達障害等のために専門的な...(2022-10-06) 全て読む
【解説】〝国語〟に関心 8割超
文化庁の3年度国語に関する世論調査で、8割以上が日常の言葉遣いや話し方、敬語の使い方などの“国語”について関心があることが分かった。 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し、国語施策の立案に資するとともに、国民の国語に関する興味・関心を喚起することを目的に実施しているもの。全国の16歳...(2022-10-05) 全て読む
【解説】21世紀 初年出生児の現在
文部科学省は、第20回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果を公表した。 調査は、平成13年に出生した子の実態および経年変化の状況を継続的に観察することで、教育に関する国の諸施策を検討・立案するための基礎資料を得るために実施しているもの。 今回の調査対象は、全国の13年に出生した子どもの...(2022-10-04) 全て読む
【解説】厚労省の女性支援事業拡充
厚生労働省は来年度、女性への支援事業の拡充を計画している。 2年度から実施している若年被害女性等支援事業は、JKビジネス被害者や家出少女、AV出演強要等の若年被害女性に対し、公的機関と民間団体が密接に連携し、アウトリーチからの相談対応や居場所の確保、公的機関や施設への「つなぎ」を含めたアプローチを...(2022-10-03) 全て読む
【解説】地域移行の受け皿へ5モデル
経済産業省は地域移行の受け皿として採算の合う事業体の運営を検証するため、3年9月から4年2月に全国10ヵ所で「未来のブカツ」フィージビリティスタディ事業を実施した。 神奈川県川崎市では、地域のプロスポーツクラブや家庭を対象にアンケート調査を行って会費収入を試算。必要となる会費収入と保護者の受容でき...(2022-09-30) 全て読む
【解説】学校体育施設 市町村の86%開放
スポーツ庁は、3年度体育・スポーツ施設現況調査の中間報告を公表した。全国の体育・スポーツ施設数は12万9739ヵ所。このうち学校の施設が94%だった。公立学校体育施設を開放する条例等を定めている市町村は86・0%で、屋内運動場と体育館で7割以上を占めている。 調査はわが国における体育・スポーツ施設...(2022-09-29) 全て読む
【解説】特異な才能ある児童生徒
特定分野に特異な才能のある児童生徒には、特定の領域における優れた能力や強い関心、創造性、集中力、記憶力などが見られる一方、環境になじめず学習上・学校生活上で困難を抱えるケースが指摘されている。定義は諸外国でも一律でなく、IQなどの基準を設けず科学技術、芸術、スポーツなど多様な領域で大綱的な定義を定...(2022-09-28) 全て読む
【解説】厚労省の自殺等対策事業
厚生労働省は、5年度予算概算要求に、ひきこもり対策や自殺防止に関する新規事業を盛り込んだ。 ひきこもり支援従事者向けのスキルアップ研修・支援者支援事業(仮称)は、都道府県や指定都市のひきこもり地域支援センターの中堅職員や指導的な立場を担う支援者に対する専門的な研修を実施するもの。 複雑化・複合化し...(2022-09-27) 全て読む
【解説】養護教諭等支援へ新規事業
新型コロナウイルス感染症への対応や個別の支援が必要な児童生徒への対応など、子どもたちの心身の健やかな成長を担う養護教諭や栄養教諭の役割が一層重要となっており、業務負担の増大が懸念されている。 文部科学省が設置する養護教諭および栄養教諭の資質向上に関する調査研究協力者会議が9月上旬にまとめた議論の整...(2022-09-26) 全て読む
【解説】日本型ウェルビーイング実現を
中教審教育振興基本計画部会は20日の会議で、来年度から始まる第4期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方(素案)を示した。「日本型ウェルビーイングの向上」「教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」など5つの基本方針を掲げ、2040年以降の社会を見据えたわが国の教育施策の全体像を示...(2022-09-22) 全て読む
【解説】校内暴力 8年ぶり増加
警察庁は16日、3年中における少年の補導および保護の概況を公表した。 刑法犯少年の検挙人員は前年比15・2%減の1万4818人。平成16年から18年連続で減少し、戦後最少を更新している。 罪種別にみると、最も多い窃盗犯は19・5%減の7421件。手口は万引きが過去10年間連続で約半数を占める。全体...(2022-09-21) 全て読む